家庭用脱毛器 基礎知識

進化し続ける脱毛器の昔と今


脱毛の歴史は紀元前3世紀から4世紀までさかのぼります

そんな時代にはもちろん脱毛器なんて存在しません・・・


昔の人はどんな風に脱毛していたんでしょうか??


古代オリエント時代
硫黄や石灰に香料を混ぜ、ペースト状にしたワックスのようなモノを脱毛剤を作り、主にハーレムの女性たちが使っていたようです。


紀元前3世紀頃のシュメール人は、青銅製のピンセット(毛抜き)を使用して脱毛していた。


古代アラビア人は、縄を体毛の上で転がして縄目と利用して脱毛したり、


古代エジプト人は、蓮の葉を焼きそれにカバの脂肪や油と一緒に亀の甲羅に入れ、脱毛剤として使用していました。


また、この頃になるとカミソリのようなものも存在していたようです。(埋葬品から出土されています)


日本でも、平安時代に貴族の女性たちが額の余分な毛を抜いていたとか。


江戸時代になると、遊女たちがアンダーヘアーを軽石で挟んで擦ったり、線香で焼いたりしていたそう・・・
手や足には、木の実の油+砕いた軽石の粉を混ぜ、刷り込んで摩擦で脱毛していたんだそうですよ。


昔の人もキレイになるために知恵を絞りイロイロな方法を考えていたんですね(^▽^)



脱毛器の登場!


19世紀ころから、「永久脱毛」を目指していろんな脱毛法がでてきました。


肌に直接硫酸を塗ったり、抜いた毛穴に針を差し込み炎症を起こさせ毛穴を塞ごうとしたり
結構過激な脱毛法です・・・(>_<)


1875年頃アメリカで、逆さまつげの治療として、「電気分解法」が開発されました。


この「電気分解法」こそが、今日の永久脱毛の原点です。


「電気分解法」とは、毛穴に差し込んだ針に弱い直流電流を流し組織液を電気分解し、その分解作用でできるアルカリ液によって毛包組織を破壊し、発毛・育毛を阻止する脱毛法。


後に「電気脱毛士」という職業もでき、電気脱毛は広く認知されていきました。


また、1907年頃から50年くらいにわたって、アメリカでX線を使った脱毛も行われていました。
永久脱毛には成功しましたが、副作用として、シミ・シワ・傷が残り、
10年以上経過して皮膚ガンになることもあり、次第に行われなくなりました。


1924年、フランスで考案されたのが、「高周波脱毛」
高周波の加熱作用によって発毛組織を固めてしまい、発毛組織を機能停止させてしまう方法で、
電気脱毛と比べ、処理時間が早くできるようになりました。


1948年ころには、「電気脱毛」と「高周波脱毛」を組み合わせた
「ブレンド法」(現在の美容電気脱毛法の主流)
がでてきました。
毛包にニードルと呼ばれるものを挿入し、
微量の電流を流し発毛組織を変形させ、発毛できなくしていく脱毛法。


日本では、1970年代にブレンド脱毛器が輸入され、エステで電気脱毛士による施術が行われ普及していきました。


1996年にレーザー脱毛の技術が完成。


当時はメラニン色素の少ない白色人向けで、
1997年になりメラニン色素の多い黄色人に対応した「アレキサンドライトレーザー」が開発され、


2000年から2年にわたり、レ-ザー脱毛の安全性を治験し、TVショッピングやエステサロンなどで、
家庭用脱毛器が販売されるようになりました。


しかし、完成度はまだまだ低く、評判もイマイチ・・・なかなか普及しませんでした。


そんな時、トリア・ビューティー社から販売された「アイエピ(i-epi)」が、
痛いが確実に脱毛できる!と評判になり、家庭用脱毛器の普及にきっかけを作りました。


そして、2010年にはレーザー脱毛より痛みが少なく照射面積も広い、顔にも使えるなど
「アイエピ(i-epi)」を超えるメリットをもった「イーモ」が登場。


2011年には、改良型の「イーモリジュ」が発売。


2012年3月に発売された「ケノン(ke-non)」は、
「イーモリジュ」を超える業界初の6ショット・自動照射モードを搭載!


ムダ毛に悩む人々のために、脱毛器も日々進化をとげているんです!



関連記事
永久脱毛 この先まったく生えてこないのか!?
脱毛器のメカニズム こうして毛は抜けてゆく!
家庭用脱毛器 主な機能一覧




<<<前の記事【脱毛器のメカニズム こうして毛は抜けてゆく!】へ